ターミネーターは将来実現する?

シンギュラリティは来るか?

将来の関心事の一つとして、シンギュラリティが来るのか?というものがあります。

シンギュラリティとは、人工知能(AI)が人間の能力を超える時点を意味しています。

ターミネーターという映画があります。

AIが知性を身につけて、自我に目覚め人類を支配しようとするストーリーです。

このような事は将来現実となるのでしょうか?


実際にロボットは次々と開発されていますし、産業にもどんどん導入されています。

しかし、人工知能が人間の能力を越えることは起こりうるのでしょうか?

ロボットは、人間がプログラムした事しか基本的には出来ません。

最近読んだ本「AI vs 教科書が読めない子供たち」に、シンギュラリティについて書かれていました。

この本の著者はシンギュラリティは来ないと断言しています。

AIは数学で作られたもの。数学だけでは人間の知性を越えることは不可能だと考えています。

シンギュラリティは来るか来ないのかは、分かりませんが、将来仕事がAIにとられるというのは十分起こりうる事です。

仕事がとられた、というようには捉えられていませんが、過去にも機械が人間の仕事を代替えする事は起きています。

昔は人が手作業していたものが、機械化されているものは多数あります。

機械化されて、仕事量が減ったと言えますが、視点を変えれば機械が人間の仕事をとったとも言えます。

手作業の時は、三人の労力が必要だった事が、一人で済むようになれば、マンパワーは二人分余る事になります。

余ったマンパワーを、他の労力に当てる事ができればよいのですが、他の仕事も手が足りている場合はリストラにつながります。

機械はどんどん進化していますので、現在人が行っている仕事を代替えできる分野もどんどん増えていきます。

むしろ、人間よりも機械のほうがはるかに優れている分野もあります。

例えば画像解析や、計算などです。

医療分野では、レントゲン画像の読影(画像上の正常、異常を判断したり、解析すること)は機械が得意とする分野です。

人間のように、疲れているから画像の異常を見落としたということも、機械の場合は故障しなければ起こりません。

「AI vs 教科書が読めない子供たち」の著者は、将来シンギュラリティは来ないが、AIに仕事を奪われる事によって、世界的な恐慌が起こると予想しています。

私も労働力を機械に依存する時代はやってくると思います。

機械は、ある意味最強の労働者といえます。

何故なら、人間のように不平不満を言わない、辞めたいと言わない、人間関係でもめることもない、24時間365日働ける、精密な動作を高い再現性で行える、コンディションで生産性が落ちることもない、などの強みがあります。

反対に弱みとしては、自発性がない(プログラムしたことしか行えない)、感情をもたない、創造できない、開発や作成、メンテナンスにコストがかかる、生産性が一定などがあります。

しかし、これらの弱点も今後改善していくことが予想されます。

シンギュラリティや、世界的なAI恐慌は起こるかどうかは、分かりませんが、機械に代替えできる職業は今後なくなることは予想されます。

無人化したレジがよい例です。

機械に仕事を奪われないためにも、人間の持つ強みを活かしていく仕事をどんどん産み出していく事が必要です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました☆

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です