簡単に分かる~看護師が知っておきたい経営の知識~

看護師が知っておきたい経営の知識

今回は、看護師が知っておきたい経営の知識について書きます。

看護師が経営について勉強する機会はあまりないのではないでしょうか。特に役職がついていない看護師は専門的知識の勉強が主になり、経営についてはほとんど知らない人が多いのが現状だと思います。

また、経営=金儲けなどの短絡的なイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。

経営とは何か?について決まった回答をするのは困難で、様々な専門家が様々に定義をしています。また、経営者は個々に経営哲学(経営者自身が経営とは何かについて深く考え、自分なりの答えや信念)を持っています。そしてそれは経営理念として、会社や組織が事業を行っていく上においての基軸となります。

経営とは何かを定義するのは困難ですが、経営がうまくいくためには、様々な資源(リソース)が必要です。

経営資源には、人材・お金・時間・情報などがあります。これらが一つでも欠けてしまうと経営は成り立ちません。

例えば、人材は経営がうまくいくために非常に重要な資源です。(人材が経営資源の中で最も重要であると考える経営者もいます。私も最も大切だと思っています。)そしてその貴重な人材を育成する教育や研修は経営の一貫として行われていますが、看護師は経営とは切り離して考えていると思います。

また、先程理念の話をしましたが、医療機関の経営理念や看護部の看護理念を意識することは組織の一員としてとても大切なことです。理念はあるけど覚えていない、知らないという看護師もいるのではないでしょうか。組織の一員として、うまく立ち回るためには、理念を知って意識することが必要です。自分のやりたいことや、実践することが組織の理念とずれていてはうまくいかないでしょう。

他にも、どうすれば組織がうまくまとまるのか、チーム力を上げるためにはどうすればよいか、どうすればリーダーシップをとれるのかなどは、全て経営がうまくいくために必要な要素であり、経営のことを学ぶことで有益な知識やヒントを得ることが出来ます。

看護師は専門職であり、看護に特化した専門的知識は非常に重要です。しかしそれだけで仕事をしていくのは限界があるのではないでしょうか。例えばスペシャリストの看護師がいても、管理者はどのようにその人材をマネジメントすればよいのか、組織の中でどのように活かしていけばよいのか、スペシャリスト自身はどのように他のスタッフと協同し、組織の中でどのように役割を果たせばよいのか等がうまくいかなければ、スペシャリティーは限局的にしか活かされず看護の成果に結びつけることは出来ません。

看護には看護なりのやり方やマネジメントがある、という考え方もありますが、他のやり方や成功例を知り幅広く学ぶことはとても大切なことです。

経営とは無縁だ、必要ないと思っている人も経営に少しでも関心をもっていただけると嬉しいです。近年は看護の分野でも、専門性以外のスキルやノウハウについて書かれた書籍やセミナーなどがあります。そのようなものにも触れてみるとよいのではないでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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