「うまく叱れない」の対処法
上手に叱る方法
職場の後輩や部下に対して、うまく叱るのが苦手という人はいると思います。ときに最近は「強く言うと、職場に来なくなるかもしれないから言えない。」「ハラスメントと言われるかもしれないので、注意がしにくい。」などということを聞きます。
今回は上手な叱り方についてお伝えします。
「叱る」という意味を知る
広辞苑で調べると、「(目下の者に対して)いけないことだと、強く言い聞かせる。」と書いてあります。
注意しないといけないのは「怒る」と「叱る」は違うということです。
端的に言えば、怒る=自分のため 叱る=相手のためです。目的の主体が逆になっていることが重要なポイントです。
怒るのは、相手を自分の言う通りにさせたい、自分のイライラのはけ口で行っている行為であり、つまるところ自分のためです。
一方で叱る目的は、相手の成長のためです。
上手に叱るポイント
上手に叱るポイントは、まずは「相手の成長のため」という目的を意識することが非常に重要です。
自分のその時の気分とか、相手を自分の思うようにしたい(極端に言えば言葉の暴力による支配です)ために言えば、それは「怒る」です。
怒ってばかりいれば、どんどん人間関係は悪化していきます。
私の持っている本に、上手な叱り方が載っていたので、引用します。
「かりてきたねこ」で叱る。
か:感情的にならない
り:(叱る)理由を話す
て:手短に
き:キャラ(性格)を否定しない
た:他人と比べない
ね:根に持たない
こ:個別に・個室で
最後までお読みいただきありがとうございます。