よりよく伝えたいときはストーリーテリングを用いる

ストーリーテリングについて

相手に分かって欲しい、納得して欲しい、共感を得たい。そのような時はストーリーテリングを用いるとうまくいきます。

ストーリーテリングとは、体験や世界観などを物語として伝えることです。

どちらが伝わるか!?

自己紹介を例に、ストーリーテリングについてみていきたいと思います。

①私の名前は〇〇です。長所は□で、短所は△だと思っています。趣味は✕です。よろしくお願いします。

②私の名前は〇〇です。生まれは◯県です。兄弟は兄と姉がそれぞれおりまして、私は末っ子です。両親は教師をしております。性格ですが、甘えん坊で要領がよいと言われることがあります。これに関してはまさに末っ子の特徴が出ているためだと思っています。趣味は読書で、時間があればよく本を読んでいます。これは両親の影響が大きく、幼い頃から本が身近にあった環境で育ったためです。本のジャンルですが、恋愛小説が好きです。妄想で恋愛することはありますが、実際の恋愛は苦手です。よろしくお願いします。

①と②ですが、どちらが人柄などが伝わるのかは言うまでもありません。②はストーリーテリングなので、よく伝わります。

色々な場面で使えるストーリーテリング

ストーリーテリングは色々な場面で使えます。

自己紹介を例に出しましたが、その他でも専門的なことがらの説明や、プレゼンテーション、商談、チームの目標の説明など色々な場面で使うことができます。

淡々と語るよりも、ストーリーとして語ることによって相手を引き付け、理解を増し、時に共感を得ることができます。

ストーリーテリングはどうやって身につける!?

ストーリーテリングはすぐに出来るものではありませんが、身につけることは誰でも出来ます。一番簡単なのは、自分の経験や感覚、想いなどを繋げて話すことです。

①わたしは〇〇だと思います。

②わたしはこれまで数々の〇〇を経験してきました。その中で共通して感じることとしては◯◯があります。よって〇〇だと思います。

②がストーリーテリングです。〇〇だと思う理由がよく分かります。

その他には、有名な例え話や、身近な人の体験談などを用いてもOKです。文学作品を読んでみるのもよいです。

まとめ

ストーリーテリングは、実は身近によくあるものです。代表的なものは、童話・寓話・神話などです。さきほど紹介した文学作品もストーリーテリングが用いられています。また、人前で話し慣れている人や上手に話す人もストーリーテリングを自然と使っています。

人間は物語を通じて世界を理解するといわれています。親が子供に本を読み聞かせて、ストーリーを通じて大切な事を伝えるのはそのためです。

大昔は部族が団結したり、争いを起こさないために神話を創り、語り継いでいました。

物語にはすごい力があることが分かります。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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