カント哲学に再挑戦
カント哲学はやはり難関
先日、キャリアコンサルタントの方が主催されているFacebook LIVEに出演させていただき、改めて自分のキャリアや生き方について考えさせられました。
その中で、私は自分らしく生きると決意したことを振り返りました。
私は自分らしく生きる=独善的にならないように注意が必要と思います。
そのような前提で色々と考えたところ、自分自身の物差しを持つことが必要と考えるようになり、「真・善・美」が素晴らしいと感じて勉強をはじめました。
「真・善・美」を唱えた人といえば、やはり哲学者の「イマニュエル・カント」です。
以前カントについて調べましたが、とにかくカントの書いた本は難解だという数多くの意見がありました。そこで、石川文康さんが書かれた「カント入門」を購入して読んでみましたが、入門書といえども専門用語が多くて、難しいです・・・。
純粋理性・批判哲学・非隠蔽性・二律背反・仮象批判などなど・・・。言わんとする事はなんとなく分かりますが一つ一つがとても奥深く、一体カントという人は何を考えながら日々生きていたのか?と感じます。
いつの間にか、そのまま読まなくなって栞が挟まったままでしたが、今回を機に再び挑戦しています。
再び読んでみて思ったのは、哲学を勉強したいなら、哲学自体の歴史の流れみたいなものが分かっていないと、より難解になるということです。哲学史における前後の文脈や、考え方や概念の推移が分かっていれば、まだ少しは理解しやすいかもしれないと感じます。
カント哲学のテーマである、純粋理性批判ですが、理性自体を疑うという基本的態度には驚愕しました。
理性が人間を欺くとすれば一体何を信じて生きていけばいいのか・・・。きっとそのことに関することが書かれているのではないかと、勝手に推測しています。
果たして答えみたいなものが書かれているのか・・・。おそらく、それは個人の中に生まれるのでしょうが。
ビジネス書を読み進めるのに比べて、軽く3倍以上の時間がかかってしまいますが、面白いので読んでいます。
今後もし機会があったら、哲学を専門家に習ってみたいとも思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます(._.)
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