モチベーションの上げ方

今日は、モチベーションの上げ方について書こうと思います。私が発起人をしているコミュニティーで、次回のテーマが「モチベーションの上げ方」というこもあって、考えてみようと思いました。

モチベーションとは？

普段よく使っているモチベーションですが、改めて意味を調べてみました。（以下広辞苑第7版より）

モチベーション➝動機づけ

動機➝人が行動や行為を決定する意識的または無意識的要因。特に目的を伴う意識的な欲求を指す。

動機づけ➝人間や動物をその行動に駆り立てること。駆り立てるものが賞罰などの場合は外発的動機づけ、知的好奇心などの時は内発的動機づけという。

と記載がありました。つまり、当たり前なことですが人が行動するときは何らかのきっかけや欲求、目的などが必ずあるということです。

しかし、意外と自分がなぜそれを行うのか？は意識しないと気づかないこともあると思いました。

外発的動機づけと内発的動機づけ

外発的動機づけと内発的動機づけは有名な考え方です。

外発的動機づけは、外から与えられる動機づける要因で、賞罰・評価（昇給・昇進・褒められる、またその逆）などがあります。

内発的動機づけは、自分自身の中から出てくるどうき要因で、やりがい・好奇心・成長のため・自己実現などがあります。

つまり、自分の中から湧き出してくるものと、他者や外部から与えられるものに分かれます。

どちらが大事なのかについては諸説ありますが、内発的動機づけと外発的動機づけが重るとき、例えば自己成長のためにやっていたことが他者から良い評価を与えられる場合などは、当然モチベーションは上がります。

どの動機づけが大事なのかについては、個人の価値観で異なってくると思います。

他者の評価が得られなくとも、自分が好きなことだから、やりたいことだからという理由でモチベーションを保つ方法もありますし、その逆で、自分に好きなことではないか、他人が喜んでくれる、評価してくれるという理由でモチベーションを保つ方法もあります。

モチベーションの上げ方

モチベーションの上げ方は人によって異なりますが、やはりモチベーションは高く保ちたいものです。

私が実践しているおすすめの方法を参考までにお伝えします。

・主体的に取り組む：人はやらされていると感じると非常にストレスとなってモチベーションが下がります。例えば仕事や生活などではやる気に関係なく、やらないといけないことがあります。やらされてると感じないために、主体的に取り組むことにしています。例えば、自分なりに工夫してやってみる・やり方を変えてみる・どんなことでも必ず将来役に立つと考えるなどがあります。

・好きなこと、楽しいことをやる：やっぱり人間は好きなこと、楽しいことにはモチベーションが上がります。好きなことを勉強して深める・やってみたいで終わらすのではなく、実際にやるなどがあります。「楽しそうだけど」で止まっている人が多いように感じますが、そういう時は一歩踏み出してやってみることをおすすめします。仕事のモチベーションが上がらないという人は、仕事以外で好きなこと・楽しいことをやることをおすすめします。仕事だけが決して人生ではないです。

・自己肯定感を上げる：自己肯定感はありのままの自分を受け入れることで、「自分は自分でOK」と思うことです。日本人は自己肯定感が低いと言われています。実際に自分のことを振り返ると「これがダメ。これが出来ていない…」などとネガティブな事を言う人が多いです。自分のことを自分で認めてあげる・他者と比較しない・自分のことも大事にするなどがあります。自分より優れたものを持った人間はごまんといます。他者と比較して凹んでいると、永遠に劣等感から抜け出せなくなります。

・「〇〇のためにやる」を減らす：哲学者のF・ニーチェは、「人間がなにかをするのは結局は自分のためである。自分以外の〇〇のためにやるのをやめなさい。」と言っています。非常に示唆に富んだ言葉です。また、F・ニーチェは「唯一、なんの見返りも求めず人が行動するのは愛である」とも言っています。大勢の他者に愛を与えられる人はそうそういませんので、私は「〇〇のためにやる」という気持ちを減らし、「自分の成長のため」と思うようにしています。「自分の成長のため」が他者のため、社会のためにつながっていくのではないかと思っています。

・適当でいいことは適当に：すべての事に真面目に取り組むと必ず疲れます。物事には要点や力をいれるポイントがあるので、そこを押さえれば後は適当でよいと考えます。特に完璧主義の人や真面目な人が陥りやすいのではないかと思います。

 

以上、好き勝手に書きましたが、何かの参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。