読書録
読書録
世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」 茂木 誠著 PHP文庫を読んで
ブログを平日は毎日書くことを決めていましたが、やはり継続は難しいですね。(ネタ切れもあり)
今日は、読書録というか、簡単に読んだ本の内容をアウトプットします。
本はタイトルにある通りですが、以前から気になっていた本です。政治に関して全くといってほど興味がありませんでしたが、ちょっと勉強してみようと手に取った一冊です。
歴史系や哲学系、教養系の本を読んでいると、政治や政治思想のことが書いてあり、専門用語が使ってありますが、いつも曖昧な理解で読んでいました。具体的には、リベラル・リバタリアン・グローバリズム・ナショナリズムなどです。
この本にはそれらが分かりやすく書いてありました。
ちなみに、アメリカの2大政党の民主党と共和党の基本思想も書いてありましたが、これに関しても詳しく知らずに勉強になりました。
まだ途中までしか読んでいませんが、この本にも触れられている内容としては、政治には過去から宗教と哲学が大きく関わっているということです。日本人は哲学や特に宗教を怪しいという人がいますが、これは無教養と言わざるを得ません。日本にはあまり宗教観もなく、実際に怪しい宗教もあるから仕方ないですね…。
言うまでもなくキリスト教やマルクス主義などが代表例で、過去の社会や政治に非常に大きな影響を与えています。影響どころか、政治や社会のありかたそのものかも。
この関連でいくと、マックス・ウェーバー著の「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」(岩波文庫出版のものは難解すぎて読めませんでしたが)のプロテスタントの倫理観が資本主義発展に関与しているという論考は大変おもしろいです。
このあたりが、宗教=怪しいと端的に決めるのは無教養と私が思う理由です。
趣旨がずれましが、政治思想についても勉強してみます。
最後までお読みいただきありがとうございます。