資格試験を受けて思ったこと~記憶力がよい人とは?~

記憶力がよい人とは?

昨日、メンタルヘルスマネジメント検定を受けてきました。

資格試験を受けて思ったことは、試験はつまるところ記憶合戦だと思いました。

これは昔から思っていますが、記憶力がよい人=頭がよい人という評価になっています。

頭がよいの基準は様々だと思いますが、記憶力もその一つだと思います。

多くを記憶できる人は何が違うのか?

記憶の定着には、どうやらコツがあるようです。

記憶の定着は、理解➡️整理➡️記憶➡️反復というプロセスがあります。

このプロセスをしっかりと行うと、記憶の定着につながります。

このプロセスに関係なく記憶するのは、丸暗記です。ただひたすら、反復する事で覚えることです。

例えば英単語を書いて読むことを反復する。九九をひたすら反復して語呂合わせにして覚えるような作業です。

もともとは関連のない物を結びつけて覚えるのは、暗記しかありませんが。

丸暗記するのは、子供の方が大人よりも優れているようです。

話を戻しますが、記憶するには理解と整理が大切です。

例えば、炎症を起こすとなぜ腫れて赤くなり、痛みが伴って、熱を出すのか?

炎症が起こると、体は炎症を直そうとするために、血液をそこへ集めます。

血液が集まると、血液は赤いので赤みをおびます。血液は熱を持っているので、炎症をおこした部位は熱をもちます。

また、炎症が起こる過程で、痛みを引き起こす物質が発生して痛みを伴ったり、血管の壁から血液中の水分が血管の外へ漏れます。そのために腫れが起こります。

炎症の三大症状=発赤・腫脹・熱感と暗記するよりも、炎症のメカニズムの理解と整理を行った方が思い出しやすくなります。

また、理解と整理を行うと関連する事象も覚える事が出来るようになります。

この考え方は、例えば公式にも使えます。

三角形の面積は、底辺×高さ÷2です。

この公式は、四方形や正方形に対角線を引くと、三角形が2つ出来ることから導き出されています。

公式を暗記するだけだと、度忘れする事もありますが、公式の意味を理解、整理をして記憶していると、記憶に残すことができます。

話を検定試験に戻しますが、高得点をとる人は、その分野の物事を暗記しているのではなく、理解、整理して記憶しています。

理解、整理が出来ているので、その問題文が意図しているものや、関連する事象が問題として出された時に、考えて答えを導き出すことができます。

記憶が悪いとからと悩んでいるひとは、理解と整理に時間をかけていない可能性があります。

ちなみに、人に説明するのは理解と整理が必要です。

人に説明したり、教えるの事が自分自身の学びになるのはこのためです。

忘れていましたが、繰り返し反復する(復習や何度も実行すること)ことももちろん必要です。

最後までお読みいただきありがとうございました☆