勉強しない子への接し方
子供が勉強を好きになる方法
子供が遊んでばかりいて勉強をちっともやらない。スマホやゲームばかりやって勉強しない。どうやれば子供に勉強させればいいのか分からない。
こう思っている親は多いと思います。
逆を返せばスマホやゲームは楽しいから自ら進んでやっているのです。勉強をやらない理由は楽しくないからです。
昨日のブログでも書きましたが、人間は楽しくないことを自らやろうとは思いません。
「勉強しなさい!」「宿題やりなさい!」は効果がないです。楽しくないことに加えて、やらされ感が伴いますので、余計にやる気がなくなってしまいます。好きな事でも、やらされ感が伴うとストレスを感じて、楽しさが半減してしまうものです。
では、どうすれば勉強を少しでも好きになってくれるのか。
「算数のテストが悪いから勉強しなさい。」といって勉強させるのはかなり困難です。なぜなら、もともと算数が嫌いだから点数が悪い可能性があることに加えて、やらされ感が伴うからです。
これには、勉強の楽しさを分かってもらうようにするのがよいと思います。まずは、好きな科目から取り組んでもらうのがよいと思います。
どんな子供にも、1~2つは好きな科目があると思います。勉強嫌いな場合は苦手な科目からやるのではなく、好きな科目をもっと出来るように応援してあげるとよいです。好きな科目はもともと楽しいという気持ちがあるからです。
そして勉強させるのではなく、一緒に勉強する姿勢が大切です。
他には分からない事が分かるようになった=勉強の楽しさなので、分からなくて困っていることを一緒に考えることです。大切なのは、答えを教えるのではなく、本人が考えて答えが出せるように導くことです。
全て教えてしまっては、達成感がなく楽しさを感じることができません。そして、これは基本ですができたら必ず褒めることです。
苦手な科目を克服するために塾に行くのもいいかもしれませんが、まずは子供が楽しいと思うものを伸ばすほうがうまくいくと思います。
日本は試験国家ですので勉強することは免れません。しかし、勉強ができることは、必ず社会に出た時に成功するとは限りません。物事を記憶していなくても、IT技術の発達でいつでも情報を引き出すことができるからです。
これからの社会に必要なのは知能指数ではなく感情指数、創造性などいろいろな事がいわれています。
いずれにしても、将来の事を考えて育てることが必要です。自由にのびのびと育てるのも、習い事をいくつもさせるのも自由ですが、将来子供が困らないようにしてあげたいですよね。
「勉強しなさい!」だけは意味がないです(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました☆