会社は大きくしない方が良い?

経営

会社を運営し、生き残るには利益を確保しなければいけません。

当たり前の話です。

このためには、事務所を構えて労働者を雇用・教育し、組織力を上げ、生産性を上げて利益を得るというのが一般的な考え方です。

一方、会社の規模を大きくしない方が良いという考え方もあります。


日本の人口は少子化によって減少していくことは周知の事実です。

人口が減少すれば、かならず経済は縮小化します。

経済が縮小化していくにも関わらず、これまでと同規模の会社が同数だった場合、必ず経営破綻する会社が出てきます。

これは、考えれば誰にでも分かります。

よって、経済の縮小化に伴い、会社の規模も縮小化していくという考え方です。

人口が減る以上、市場に出回るお金が減るのは明らかだからです。

もちろん、生き残る大企業も存在すると考えられますが、経済の縮小化によって競争が更に激化することは予想されます。

ここで出てくる考え方は、会社の規模をあえて大きくしないという事です。

とある本には、会社は一人で経営した方が良いとも書かれています。

一人経営の場合、生産性には限りがありますが、抱え込むリスクが小さくてすみます。

また、人間関係や労務などのトラブルも皆無です。

雇用や、法人化すれば必ず固定費用が発生しますので、経営がうまくいかない場合は様々なリスクが増える事になります。

この考え方は確かに正しいと思います。

問題はどんな事業を行うかです。

同じ時間でいかにして多くの価値を顧客に提供できるかが焦点です。

提供できる価値が多くなれば対価(報酬)も多くなり、一人経営でも大きな利益を産むことが可能になります。

このような事が書いてある書籍は最近多くあります。

しかし、これが容易な事ではないのは、言うまでもありません。

これに加えてAIの導入や、終身雇用の考え方が通用しなくなっている日本において、働き方はますます多様化していくことが考えられます。

今後も様々な労働の考え方が出てくる事が予想されます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました☆

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