カウンセリングの勉強開始~白衣を着ないナースマンのブログ~
今月から、キャリアコンサルタントの資格取得の為に勉強を開始しております。その中で毎回勉強して、練習しているカウンセリングについて書きます。
カウンセリングというと、一般的なイメージは「精神的な治療」とか「心の不調を直す〇〇療法」というものを持つ方が多いと思います。しかし、カウンセリングには様々な意味があり、必ずしも治療ではありません。
日本はカウンセリング=治療というイメージが強い国のようです。
このような治療目的で行うカウンセリングは、医師や〇〇療法士といった専門の資格を取得している人が行うものです。
キャリアコンサルタントのカウンセリングは決して治療ではありません。
カウンセリングを実際にやってみると非常に難しくてうまくできません。
カウンセリングの基本的な技術に傾聴があります。これは看護師として働いてきた中で散々実践してきました。傾聴は相手の話しに耳を傾けて熱心に聞くことです。しかし、ただ相手の話を聞くだけではカウンセリングはできません。
カウンセリングの理論などを学んで、ロールプレイ方式でカウンセリングの練習を行っていますが、相当な難しさを感じております。そもそも、カウンセリングはこれが正しいという明確な答えがないようです。
これは看護に通じるところがあります。だから非常に難しいです。看護においては、最新のことを実践しても、エビデンスがあるといわれることを実践しても、患者さんにとってそれが本当に良いのかは分かりませんし、患者さんが満足されなかった場合はよい看護とはいえません。
カウンセリングにおいても、結果が数字に出る訳でもありませんし、カウンセリングを受けた相手がどう感じたのか、成長につながるような関りができたのかなどが評価としてあがります。
相手がそれぞれの個性や、人生経験、キャリアをもっている「人」に対して行うことなので、これを考えただけでも正解がなく難しいことは分かると思います。
しかし、必ず良いカウンセリングと、良くないカウンセリングがあると思います。まだ始めたばかりですが、少しでも良いカウンセリングができるように、頑張って習得していきたいです。
新しい事を学ぶのは、自分の為にもなるし、楽しいです。
いくつになっても学ぶことって本当に大切だと感じています。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)/