国家資格~キャリアコンサルタント~に挑戦開始 白衣を着ないナースマンのブログ

今月から、国家資格のキャリアコンサルタントの資格取得に向けて勉強を開始しました。

キャリアコンサルタントとは、自身が希望するキャリアの道筋を実現していくための有力な手段の一つであるキャリアコンサルティングを行う専門家です(厚生労働省HPより)具体的には、就労支援やキャリアについて悩んでいる人のカウンセリングなどを行います。


私はこれまで、仕事をしてきた中で「キャリア」というものについてあまり深く考えてこなかった気がします。

そもそも、看護師という仕事を選んだのも、きっかけは母の勧めでしたし、看護師という職業やその職場の環境などについては、ほとんど何も理解していないまま、看護学部に通い始めました。

先日のブログにも書きましたが、私は学生の頃に将来の仕事について考える機会や、教育もなかった時代だっとと思います。

さらに日本の昔の話をすると、親の仕事が〇〇だから、子供も同じ仕事をする。という時代もありました。

過去の話しですが、私はこの考えに疑問を感じています。なぜなら、人にはそれぞれに個性や才能がありますし、その人に合った「適職」というものがあると考えるからです。例えば、親が農家だから子供も農業をする。しかし、子供には農業の適性が全くない。これでは、仕事そのものが苦痛ですし、いい結果は生み出せないと思います。

現在の日本で、自分の「適職」についている人はどの位いるのかは分かりませんが…(何をもってして適職という基準もないのでは?)おそらく少数ではないかと感じます。

適職の判断の一つに、その人が「本当にやってみたい事」があると思います。こんな仕事は本当はやりたくないけど、仕事だから、上司の命令だから…と思って働いている人は多いと思います。同じ仕事でもやりたい・やりたくないと感じるのは適正が関係していると思います。

そもそも「仕事とは、自分のやりたい事が出来る、出来ないなんて関係ない。嫌なことでも我慢してやる、それが仕事」という考え方があると思います。そして、本当は自分は○○をしてみたい、○○に挑戦してみたいと思っていても、会社などの組織に属している場合は、それを100%実現させるのは不可能だからです。

もし働いている人がそれぞれ、自分がやりたいことを仕事とできるなら、社会は必ずうまくまわると思います。それぞれにやりたい事は皆違うからです。ある人は、経営をしたいとか、ある人は掃除をしたいとか、ある人は困っている人を助けることがしたいなど、人それぞれにやりたい事や、生きがいが違うからです。

もし、適職につくことができれば、自分の才能を発揮できますし、そこに関わる周りの人にもいい影響を与えられると思います。

しかし、世の中やりたい事が皆できるわけではありませんし、現実をみれば、それは理想です。

しかし、それを現実に少しでも近づけることは可能だと考えます。

その一つに、自分の適職がなにかを考える機会を作ったり、専門家がそれを支援することだと思います。

看護師免許を取った後の看護師で例えると、○○科に勤務するとか、○○の専門性を追求するとか、現場ではなく教員をするなど、必ず同じ免許を持った看護師でも、仕事の内容に向き・不向きがありますので、それを支援する専門的な人材が必要だと考えます。

その資格の一つが、キャリアコンサルタントだと思います。

昨今は、大学などの教育機関にキャリアコンサルタントが常在して、学生の就業支援をおこなっているとのことです。私の時代にはそのような事は、ありませんでした。

もし、キャリアコンサルタントの支援によって、その人が適職に就くことができたとすれば、素晴らしいことだと思います。

適職に就くことは、ある意味自分探しでもあると思いますし、自分探しが簡単にできる人などいないと思います。自分探しをする人を支援できようなキャリアコンサルタントになれるように、頑張って勉強していきたいです。

そして、私にもこの先やりたいことがあります。

この資格を取得して、将来の仕事に活かせていけるように頑張ります。

まずは、勉強して試験に受かることですけど…(笑)

最後までお読みいただきありがとうございました(^^)/

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