報連相ができない本当の理由は?

報連相ができない本当の理由

よく組織で報連相(報告・連絡・相談)ができないという事を聞きます。

報連相を徹底しなさいと言っても効果は一時的なもので、再び出来なくなるケースが非常に多いです。

報連相は組織で働く社会人には必要ですし、本来は誰でも困ったら相談したくなるものです。

報連相が出来ない原因とは?


報連相ができない原因は、実は上司の対応に問題があることが多いのです。上司がとても忙しそうで、話しかけるなオーラを出していては、誰も話そうとは思いません。

そして、相談したのに「自分で考えなさい、そんなことでいちいち相談するな」的な態度だと、あの人に言っても、怒られるからやめておこうという雰囲気ができてしまって、誰も話そうとしません。

実は報連相という概念がない組織もあります。言わなくても報連相が出来ている組織です。

それは上司の方から挨拶して、声をかけている職場です。上司が率先してこのような行動をとっていると、自然と部下が気軽に話せる雰囲気ができます。

ムスっと怖い顔をした上司が「報連相を徹底しなさい。」と言っても、定着しない理由がこれです。

報連相しない部下が悪い!と言う前にその職場は上司が話しかけやすい雰囲気を出しているのか見直してみる事が必要かもしれません。

仕事だからそんな事は関係ない。大切な事はしっかりと報連相するのが当たり前と思う人もいると思います。

しかし、やはり人間は嫌なことから逃げてしまう生き物です。苦手な人、話すと怒られるかもしれない人には、誰でも話しかけづらくなります。

組織で何か問題が起こるのは、コミュニケーション不足が原因であることが少なくありません。

メッセージのやり取りではなく、顔を合わせた時に直接対話する事が非常に大切です。

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