「感情労働」っていったい何!?
感情労働とは
最近メンタルヘルスの執筆をした時に、感情労働というものについて書きました。なじみのない言葉だと思いますが、労働の種類として感情労働というものがあり近年注目されています。
感情労働とは、必要に応じて感情をコントロールしなければならない仕事です。
例えば、仕事ですごく嫌な事があっても、接客するために笑顔を作らなければならない、全く楽しくないことでも、楽しそうにしなければならないような、本来の感情とは違った感情を演じたり、本来の感情を抑え込むことです。
これらは社会に出ると必要なことですが、感情労働はかなりのストレスを伴うことが分かっています。
感情労働は、対人支援職や管理職、サービス、接客業など人と関わる機会が多い仕事で必要となります。
人と関わる仕事が苦手という人は、感情労働が苦手な場合があります。
すごく疲れてたり、精神的にきついことがあった時でも、明るく振舞ったり、作り笑顔をするのは疲れるのは容易に分かります。
鏡に向かって笑顔をずっと作ってください、といわれてやってみても、しばらくすると辛くなります。
本来、人間は感情をうまくコントロールすることが出来ない生き物です。
成長していく過程で感情をコントロールする事を学んでいきます。誰でも感情のコントロールをするのは基本的に下手なのです。
感情やストレスをコントロールするようなトレーニングは数多くあります。
NLPやアンガーマネジメント、レジリエンストレーニング、認知行動療法などです。他にはヒーリング系など、様々なものがあります。
AIやロボットなどの機械の進歩や、導入が進んでいくなかで、肉体労働や頭脳労働ではなく、感情労働というものが注目されていくと考えられます。
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