問題は大きく2つに分ける事が出来
問題の分類
仕事をしていると、絶えず問題解決を行います。
仕事=問題解決といっても過言ではありません。
特に役職が付くと、問題解決能力が非常に問われます。
問題はどこにでも溢れていますが、問題は大きく2つに分類する事が出来ます。
問題の一つ目の分類は、誰が見ても分かるような問題です。
客からクレームがついた。売上が下がっている。物が壊れた等です。
これらは誰がみても望ましくない事であり、問題であると容易に捉える事ができます。
これらの問題に対しては、対策方は別問題として、解決に向けての取り組みが行われやすいといえます。
なぜなら、問題の原因が分かりやすいからです。
もう一つの分類とは、あるべき姿になっていない事です。
例えば、レストランでお客が来店しました。
店員が、お水とおしぼりを運んで接客します。
この時店員が、お水をこぼしてお客からクレームが来ました。
この場合は、先ほどの問題の分類で、誰がみても水をこぼした事が問題です。
実は、問題は他にもありました。
お客が来店したときには、お水とおしぼりと、メニューを持っていくのがこの店のルールなのです。
メニューを忘れていました。
これは、例ですがこの店のあるべき接客になっていません。
店員がメニューを忘れている事が問題です。
このように、あるべき姿によって問題が決まるものです。
別のお店では、メニューは席に備え付けになっている事がルールであれば、店員が持っていく事を忘れるのは問題ではありません。
いわば、あるべき姿で問題が変わります。
言い換えれば、あるべき姿の認識がなかった場合、問題があったとしたも、それが問題だという認識を持つことが出来ません。
つまり、あるべき姿について考えられていない物事は、問題があったとしても、それを解決する事は出来ないということになります。
このような問題は、気づかれていないだけでかなりあるのだと思います。
あるべき姿について、議論する事が必要となります。
一見問題がなさそうな事でも、あるべき姿を定めることで問題解決=改善が行える可能性があります。
あるべき姿は、その会社の価値観や理念です。
普段、何気なく行っているルーチン業務でも、あるべき姿を定めることで改善ができるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました☆