仕事のストレス溜まっていませんか?
仕事のストレスはつまるところ人間関係のストレス!?
私は、これまで看護師としてスタッフから管理職まで経験しましたが、それぞれの役職や立場でストレスが変わってきます。
これって当り前ですが、仕事で感じるストレスには共通する点があります。
役職や立場によって感じるストレスはどこの職場でも必ずあります。スタッフなら「上司の方針がおかしい」とか、「下のことを全然理解していない」とか、「教育体制がしっかりしていない」とか色々あると思います。
中間管理職では、いわゆる経営者と部下との板挟みとか、部下に対して「責任をとるのは私」、「なぜそんなことも出来ないのか」、「文句ばっかり言うなよ」と思っても口に出せないことなど。
さらに経営者になると、全責任を負い、そして会社の利益を追求しなければなりません。私には経験がなく想像もできませんが、相当なストレスがあると思います。
役職や立場によって異なるストレスがあることは言うまでもありません。
しかし、役職や立場が異なっても共通するストレスがあります。
それは人間関係のストレスです。
厚生労働省の調査によると、労働者のストレスの原因で最も多いのは「人間関係のストレス」です。
確かに仕事が忙しかったり、きつかったりしても人間関係が良好であれば疲れても、また頑張ろうと思えるものです。
ストレスがかかった状態であっても、助けてくれる同僚や上司(部下)がいれば乗り越えることができます。
結婚・育児休暇から復職するのは、労働環境のサポートはあると思いますが、人間関係がよい職場には再び戻ってきてくれるという印象があります。
自分が窮地にたたされたときになどに、助けてくれる人がいるかどうかは非常に大きいです。
すなわち、普段から周囲の人と良い人間関係を築けているかがポイントです。
とはいえ、全ての人と良い人間関係を築くのは非常に困難です。なぜなら、自分にとって合わない人が必ずいるからです。人間にはタイプがそれぞれありますので、合う・合わない人がいるのは必然だと言えます。
そして近年の職場では、なんでも「〇〇ハラ」、ハラがついてしまう時代です。厚生労働省の調査では労働者の4人に1人が、職場でハラスメントを受けたと回答しています。
判断基準は主観であって、言動や行動をうけた本人がパワハラと感じたら、パワハラと判断されるようです。しかし、本当に悪質なハラスメントがあるのも事実です。
熱心な上司が部下のミスに対して、感情的になって注意した。注意された部下がパワハラだと思えば、パワハラになってしまう可能性があります。
しかし、同じ部下に同じように注意しても、ハラスメントだと感じない場合があると思います。
それは、双方の人間関係が築けているか否かだと思います。
よい人間関係を築くには、どうすればよいか。たくさんの本やセミナーがあると思います。
よい人間関係を築くには、他人を変えようと思わないことです。一時的な行動などは変わりますが、他人の根本的な人間性や性格を変えることは不可能です。
しかし、他人を変えようと思っている人は非常に多いです。自分がストレスを感じないように、他人を自分の思い通りに変えたくなる心理は誰にでもあると思います。
他人を変えようと思うこと自体が、人間関係の大きなストレスになります。また変えさせられようとする側とっても大きなストレスになります。
人間関係を変えるのは、自分が変わることです。
自分を変えるには、まず自分を知ることが第一歩だと思います。
自分が何をすると楽しいのか、つらいのか、何を考えて行動するのかなどを、自分なりに理解することが必要だと思います。
自分の気質や考え方などがわかってくると、どんな人と合うのか・合わないのかがだんだんわかってきます。
このことを知ってるのと、知らないのはとても大きな違いです。
私は多くの本を読みましたが、自分を知るには日記を書くのが効果的らしいです。
今日あった、楽しかったこと・辛かったことなどを毎日書いていると、自分が何を考えているのか、何に対して感情が動くのか、などが見えてくるらしいです。
人間関係に悩んでいるけど、本を買ってまで読みたくないと思っている人は、是非試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)/