叱るのと怒るの違い
叱ると怒る
叱るのと怒るのは、同じ意味で使われがちですが、実は大きく違います。
怒るのは、自分の怒りの感情を相手にぶつけること。
つまるところ自分のためです。
叱るのは、相手の成長のため。
相手のためです。
怒ると、叱るの違いを理解していないと、相手に全く違う印象を与えてしまいます。
いわゆる、ハラスメントとなりかねません。
怒った場合は、相手は言われた内容よりも、怒られたという印象しか残りません。
つまり、怒ってばかりだとその相手は、怒られるから○○する。怒られるから○○しないという行動をとるようになってしまいます。
これでは、相手は改善した方が良いポイントに気付くことが難しくなりますし、行動の基準が「怒られないから・怒られるから」になってしまいます。
相手に好ましくない行動や言動がある場合は、相手のために指摘する「叱る」の方が伝える事が出来ます。
仕事の経験が浅い社会人のアンケート結果では、上司に怒られたくないが、ミスをしたら叱られたいと思っています。
近年、部下への厳しい指導がハラスメントと言われるようになっています。
相手の成長の為に叱るのであれば、ハラスメントとは受け取られないのではないでしょうか。
怒るのは自分のため
叱るのは相手のため
感情のコントロールが一つの大きなキーポイントです。
最後までお読みいただきありがとうございました☆