ダイエットの基本中の基本は睡眠です

ダイエットの基本は、もちろん食べ過ぎない事や運動する事ですが、実はもっと大切な事があります。

それは、しっかりと睡眠をとることです。

睡眠が不足した状態では、摂取するカロリーを減らしても効果がありません。その原因は、ストレスが解消されないからです。

よく「ストレス太り」といいますが、これにはしっかりとした体のメカニズムがあります。

現代社会でストレスは、生活していれば毎日必ず蓄積します。寝不足が続くとストレスが解消されません。寝不足の時に異常に空腹になる経験があると思います。

人間のストレスに対する反応は原始時代に備わったもので、進化していないと言われています。原始人の大きなストレスに飢餓があります。食べるものがなくて、飢え死にするかもしれないという命の危険につながる大きなストレスです。

ストレスに対する反応は進化していないために、人間はストレスが解消されていないと、飢餓状態だと勘違いします。そのため、食欲を増進させると同時に、カロリーを脂肪にしてどんどん蓄えようとする働きが起こります。

具体的には、食欲を増進させたり、摂取したエネルギーを脂肪にして体に蓄えさせるホルモンが分泌されます。

寝不足の状態で摂取カロリーを減らしても、体は「食べ物がなくて、飢え死にするかもしれないから大変」と勘違いして、少ないカロリーでもあまり消費させずに脂肪にして体に蓄えます。

「ダイエットしているから大丈夫」は、睡眠がしっかり確保されていなければ意味がなくなってしまいます。ダイエットの成功は、まずはしっかりと睡眠を確保することが基本中の基本となります。

むしろ、睡眠不足が続く状態で摂取カロリーをセーブするのは、体の反応に拍車をかける可能性があり危険ともいえます。

睡眠はダイエット以外にも、健康維持には不可欠と言われています。睡眠不足は様々な体の不調を引き起こします。

忙しくても睡眠時間だけはしっかり確保しましょう。睡眠時間で言えば個人差はありますが2日単位で考えて、12~16時間が必要だと言われています。

熟睡する方法は色々と言われていますが、寝る前のスマートフォン（ブルーライト）は睡眠の質を落とします。できれば赤色灯で読書などにした方が良く眠れます。

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